一般的に回転精度及び位置精度を出すには、ステッピングモータが適していますが、一方では大きなトルクを出せないという欠点があります。その為、より大きなトルクで使用する場合には、伝達効率の良い減速機が必要になります。本事例では、ウォームギアと高精度歯車を使用して、伝達ロスを減少させることにより高トルク、ハイスピード、高伝達効率化を実現しました。これにより、従来の伝達効率40~45%のものを約80%まで飛躍的に改善させました。
上記減速機の伝達効率を計測したところ次ページのようになりました。その結果約600万サイクルまでは、初期馴染み期間で効率が順次アップし、それ以降は伝達効率90%を維持しています。
伝達効率試験:写真のような治具で、伝達効率試験を行っています。
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